最終更新: no_one_edit 2022年05月06日(金) 17:50:55履歴
第1種目は8年振り復活のPOWER FORCE。No.1候補の関口メンディーが圧倒的な強さで決勝に進出。準決勝は春日俊彰と樽美酒研二の初出場同士の対決となり、樽美酒が勝利。決勝はメンディーが圧勝。3試合連続秒殺勝利で王座奪還へ向け幸先良いスタートを切った。
第2種目はHARD JUMPER。予選2組の勝者と敗者6人中上位2名が決勝に進む。予選第1組でメンディー、森渉、辻本達規の争いが史上初となる200回超え。初出場の辻本が238回の新記録で勝利。予選第2組は佐野岳が129回で勝利し、メンディー(231回)と森(237回)も決勝へ。第1組の3人は疲労の影響か、メンディー、森、辻本の順で早々に脱落。佐野がこの種目3連覇を達成した。
第3種目はPOWER WALL。過去3度この種目を制しているメンディーが順当に決勝進出。決勝の相手はメンディー不在の前回大会でこの種目を制した野村祐希。開始からメンディーが優勢に押し込むが、野村も押し返し、一時は壁がセンターラインまで戻るもメンディーが再び押し返して、4度目のNo.1。
この時点で上位4人が最終種目進出。暫定総合1位のメンディーと2位の樽美酒は60P差。70P差で春日と佐野が追いかける。野村は10P届かず総合5位。暫定総合3位だった辻本は1回戦敗退で総合6位で脱落。
SHOT-GUN-TOUCH。1回目。メンディーは11m50cmを難なく成功。樽美酒が12m30cm、12m40cmを春日は失敗で佐野はクリア。初出場の2人は揃って記録なしに終わった。総合No.1争いは3度、メンディーと佐野の争いに。2回目。メンディーは12m00cmに成功。佐野は自己新記録の12m80cmに失敗で総合3連覇ならず。メンディーが3度目の総合No.1獲得。
MONSTER BOXはオレグ・ベルニャエフとデニス・アブリャジンのリオ五輪体操メダリストに佐野、森、平野泰新とスポダン代表3人が挑戦。自己記録21段のベルニャエフ、自己記録20段の佐野、初挑戦のアブリャジンが記録19段で脱落し、平野と森の芸能人2人が21段へ。森は自己新記録挑戦に失敗する一方、自己記録22段の平野は1回で成功。種目別No.1を決める。
平野は前回失敗した世界記録の23段に挑むが、1回目は失敗。ここでコーチとして会場入りしていた池谷直樹と試技を終えたアブリャジンが平野にアドバイスを送り、会場に世界記録への期待が高まる中、2回目の試技で見事成功。史上5人目の世界記録保持者となった。世界新記録の24段にも挑戦。1回目で身体こそ頂上に上がるが越えられず、2回とも失敗した。
SHOT-GUN-TOUCHは鈴木尚広、槙野智章、永井謙佑にスポダン代表で佐野と野村が参戦。槙野と野村が12m40cm、鈴木が12m60cmで試技終了となる中、佐野が本戦で成功できなかった自己新記録の12m80cmをクリア。13m00cmで佐野が脱落すると、12m00cmから抜群の速さを見せた永井が初挑戦にして成功。No.1となった。そして世界記録の13m60cmもクリアして、史上2人目の世界記録保持者となった。
POWER WALLは魔裟斗、所英男、立石諒、保田賢也の4人のプロアスリート勢が参戦したが、魔裟斗と保田は野村に、立石は春日に、所はメンディーに敗れ全滅。スポダン勢の圧勝となった。
本戦で総合No.1のメンディーはパワー系種目で他を寄せ付けず、プロ相手にも勝利する怪力無双ぶりを発揮した。初出場の樽美酒と春日もここでポイントを稼ぎ、ファイナル進出。佐野はメンディーが制したパワー系種目でいずれも初戦敗退が響き総合3連覇を逃すが、得意のSHOT-GUN-TOUCHで自己新記録。プロの中でも際立つ俊足は見せつけた。
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