無言の握手

元日のプロ大会にも参戦。前人未到の総合4連覇を目指すケイン・コスギを倒すべく野心溢れる猛者が集結。オープニングで西山浩司寺門ジモンが上裸で登場。更に野村将希池谷直樹もジャージを脱ぐと、彼らは無言でケインと握手。打倒ケインに向けた戦いが始まった。

涙の悲願達成、その先の落胆

第1種目のBEACH FLAGS。前回決勝進出のケインと西山、初出場の池谷の争いとなった準決勝でケインがまさかの敗退。総合No.1へ向け暗雲垂れ込めるスタートに。一方、打倒ケインを悲願としていた西山は思わず感極まって号泣するが、決勝はダイブした直後に旗が埋もれ先に探した池谷が勝利。西山は前回に続いて2位に終わる。

自己新連発!

第2種目のMONSTER BOXは自己記録更新する選手が続出。前回14段成功の野村は15段で2大会連続自己記録更新。過去2回この高さに屈している清水宏次郎は遂に15段成功。宮下直紀は2段更新の15段、大森晃も2段更新で史上3人目の16段成功と、これまで芸能人で4人しかクリア出来なかった15段を今回、4人が新たに成功してみせた。

最大のライバル出現

MONSTER BOXで20段の自己記録を保持。卒業・引退後はタレントの傍ら、MONSTER BOXのコーチとして番組に関わっていた池谷が選手として出場。初期設定の11段を前転でクリア。他の選手を仰天させた。注目のケインとの対戦は自己記録を2段更新する高さにして、ケインの自己記録である22段を先にクリア。追い込まれたケインはこの高さを審議の末に成功。遂に決着は世界記録23段に持ち込まれた。

歴史的瞬間。世界記録誕生

23段1回目。池谷がこの高さを見事成功。史上2人目の23段成功・世界記録保持者となった。ケインは2回の試技いずれも失敗。池谷はこの大会以降、MONSTER BOX世界記録保持者として現在まで君臨している。

壊れていく王者のプライド

第3種目はQUICK MUSCLE。前回1回差でケインに負けNo.1を逃した寺門が自己記録-2回の128回で暫定1位。最終組は池谷とケインの戦いとなるも、ケインのペースが上がらず。終始リードを保った池谷が147回の芸能人新記録を樹立。記録123回のケインは自己記録に届かず24回の大差で完敗を喫した。そして寺門は遂にケインに勝利しながら、またも種目別No.1に届かず。

おさる、初のNo.1

第4種目はTAIL IMPOSSIBLE。決勝レースで大森とつるの剛士がデッドヒートを繰り広げ、大森が1着でフィニッシュして、初の種目別No.1を獲得。総合ランキングも第2レース脱落のケインを抜いて暫定2位に浮上した。

阿鼻叫喚、超過酷新種目

第5種目は新種目のWORK OUT GUYS。丸太切り、ミルク缶運び、トラック引きと過去類を見ない過酷なタイムトライアルで冨家規政はゴール後、自力で立てなくなり担がれて退場。西山と大森はトラックを動かせないまま時間切れ失格となる。
そんな中、46歳の野村が唯一の2分10秒台を記録。この種目のNo.1を手にする。

2倍のポイント。与えた影響

今大会のみ、唯一のパワー系種目という理由で通常の2倍のポイントが与えられる配分が採用された。結果、2位の冨家が160P獲得で暫定総合9位から4位、3位の宮下が120P獲得で暫定総合7位から5位に浮上し、逆転でファイナル進出。対照的に暫定総合4位の西山が失格で0P。暫定総合5位のつるのが8位で20Pの獲得に留まり、それぞれ総合8位、9位に後退。脱落となった。

種目別No.1の野村は一挙200Pを獲得。暫定総合6位からケインを抜き暫定総合2位に浮上。西山同様、時間切れ失格の大森は暫定総合2位にいた貯金もあり、6位に踏み止まり脱落は免れた。

両のこぎりは使えない

第1ポイントの丸太切りは両のこぎりと万能のこぎりが用意されどちらか選択して切るシステムになっていたが、両のこを使用した山口とケインがタイムロスとなった事から、以降の大会は全選手が万能のこを使用。両のこは今回のみの登場となった。

ケインはタイムロスの遅れをトラック引きで挽回。4位となり7位だった池谷とのポイント差を85P差に縮めた。5位だった山口はQUICK MUSCLEの自己記録更新以外はTAIL IMPOSSIBLEの第1レース脱落、MONSTER BOXの記録12段が響き、総合7位。自身初の脱落の憂き目に。

42歳。意外な健闘

初出場の永島敏行はQUICK MUSCLEの記録なしで脱落のはずだったが寺門の棄権による繰り上がりで脱落を免れると、TAIL IMPOSSIBLEで決勝レース進出。3位に入り自力で足切りを突破。WORK OUT GUYSも6位と意外な健闘を見せたが、総合10位で最終種目進出とまでは成らず。
当時42歳。TAIL IMPOSSIBLEにおける40代での決勝レース進出は大会史上、唯一である。

絶体絶命の最強王者

最終種目のSHOT-GUN-TOUCH。暫定総合3位のケインは1回目で11m80cm、2回目で12m00cmを成功。2回目終了時点まで池谷とのポイント差を25P差に縮めた。最終試技。ケインは自己記録を20m上回る12m40cm上回る12m40cmを申告。失敗で王者陥落の所を見事成功。拳を振り上げて吼えた。過去最も長く苦しい大会を終えたケインはインタビューで涙した。そして池谷は12m00cmを指先で触れて成功。5P差で再逆転して総合No.1を獲得した。

鉄人の涙

野村と冨家による総合3位争いも白熱。最終試技で前回1度もボールに触れられなかった冨家が11m10cmを成功させて、暫定総合3位に浮上。その後、野村が自己新記録となる10m90cmを成功させて、5P差での総合3位が確定。
今大会、野村はQUICK MUSCLEで初の100回に到達し、MONSTER BOXとSHOT-GUN-TOUCH含め、3種目で自己記録を更新する大健闘。インタビューで2人の子供を想い、涙する場面があった。

芸能人サバイバルバトル新王者誕生

初出場の池谷はBEACH FLAGS、MONSTER BOX、QUICK MUSCLEの3種目を制して総合No.1。そしてこの3種目全ての種目で池谷に敗北。王座陥落したケインはリベンジを誓った。これが2人のライバル対決の始まりでもあった。

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