1997年元日、復讐

清原和博がTHE TUG-OF-WARでの藤原喜明へのリベンジを狙い、再び出場。前回怪我で途中棄権の飯田哲也も王座奪還に挑む。前年のスピードバトルで飯田に完敗した武田修宏浜名千広も参戦する。本戦は過去最小の5種目でSHOT-GUN-TOUCHが初登場。前回総合No.1の長谷川誠は本戦には参加せず、スペシャルバトルのMONSTER BOXのみの出場。

勝利の舞

第1種目はDEAD MAN'S DROP。2回戦で武田が体重で大きく勝る清原を相手に金星。その武田を準決勝で下した佐竹雅昭が決勝に進出する。準決勝は体重で劣る秋山幸二が藤原を手首の力を持って凌駕。決勝も佐竹を開始5秒で仕留めて勝利。頂上から宙返りのパフォーマンスでNo.1となった。

王者を襲う驚異

第2種目はDASH。この種目2連覇中の飯田は予選で流しながらも自らの大会記録を0.01秒更新(6秒25)する中、第4組で初出場の松井稼頭央が6秒24。準決勝。飯田は6秒14で記録を0.1秒更新したが、松井は更に上回る6秒11で飯田を驚愕させた。追い詰められた飯田のフライングで再スタートとなった決勝は開始10m過ぎから捲った松井が6秒07の新記録。飯田の3連覇を阻んだ。

リベンジロード

第3種目はTHE TUG-OF-WAR。因縁の両者、清原と藤原は別ブロックに分かれ共に決勝進出が再戦実現の条件に。清原は準決勝で佐竹と対戦。一度は清原の引き込みから逆転した佐竹だったが、体制が崩れて清原が勝利。ロープを叩き付け雄叫びを挙げた。対する藤原は前回決勝を争った垣内哲也と再び対戦。清原の後輩で同じく藤原への復讐を目指す垣内だったが、返り討ちにされてしまう。

決着戦

藤原が決勝に進み、リベンジの舞台は整った。決勝。開始直後に一気に攻め立てた清原。そこから数秒ロープが止まった後、藤原が少しづつ逆転していきバランスを崩した清原を引き切り勝利。これで藤原は種目別連覇。清原はまたしても藤原に敗れリベンジならず。

世代交代

プロ初登場のSHOT-GUN-TOUCHは自己記録12m50cm(世界2位)の飯田が11m00cm成功時に太腿に違和感を覚え途中棄権。初挑戦の松井、秋山、城友博。自己記録50cm更新の武田と浜名の5人が12m20cmに進出。松井が12m40cmをダイブせずに1回成功。既に1回目失敗の秋山、武田、浜名は1発クリアならず、城も2回連続失敗で松井のNo.1が決まった。

未体験領域

挑戦距離を自己申告する事になった松井は世界記録を10cm更新する12m70cmに挑戦表明。これを2回目で成功させると12m80cm、12m90cmを連続クリア。最終試技に設定した13m00cmも審議の末に成功。大会史上初の13m台到達で一挙に25P獲得。暫定総合1位に浮上した。

獅子三つ巴

最終種目はTHE GALLON THROW。松井は記録5m20cmで総合No.1が確定。種目別No.1争いは5m30cmを制した清原と垣内の元同僚対決に。両者共に成功で5m40cmに進むと、垣内はここも余裕でクリア。対する清原は2度失敗で垣内が勝利。その後、5m70cmをクリア。プロスポーツマン新記録を樹立した。

ニュースター登場

総合No.1となった松井はDASHで無敗だった飯田に初黒星をつけ、SHOT-GUN-TOUCHでこれまでの世界記録を40cm更新。途中棄権の飯田と入れ替わる活躍に加え、THE GALLON THROWも3位と非凡なパワーを発揮。この年、パ・リーグ盗塁王を獲得。飯田に続きコロッセオに新星が現れた。

消えた道標の中

スピードバトルで飯田に敗れ、今大会に向けてシューズを特注した浜名はDASHの準決勝で直接対決に完敗。SHOT-GUN-TOUCHは飯田の棄権で目標を失う格好になるも自己記録更新で総合7位。DASHで予選敗退の武田はSHOT-GUN-TOUCHの12m20cmとDEAD MAN'S DROPの準決勝進出で総合6位に入った。

藤原vs清原

今大会、藤原の打倒に凄まじい執念を燃やしていた清原は再戦が叶った決勝でまたも敗れたが、暫定総合9位で挑んだTHE GALLON THROWで総合5位に順位を上げた。THE TUG-OF-WARで連覇の藤原は最終種目を残し暫定総合4位だったが、またも樽投げで結果が出ず、総合8位タイ。総合順位では清原が勝った。

野球勢上位独占

初出場の秋山は最終種目のTHE GALLON THROWを残して、暫定総合2位。ここでの追い上げはならずも2位をキープした。暫定総合11位の垣内は、前回諸事情で欠場の為、初挑戦だったこの種目で新記録樹立。29P加算で総合3位浮上。スピード系で活躍した城も樽投げで健闘。総合4位に入った。

跳び箱日本シリーズ

MONSTER BOXはプロスポーツマン記録保持者3人によるスペシャルバトルとして開催。全員が全員が16段の自己記録クリアして挑んだ17段。長谷川が脱落するが、飯田と大塚光二が成功。続く18段は両者失敗で2人が17段の新記録樹立となった。

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