最強王者、凱旋

芸能人サバイバルバトル前人未到の4連覇、なかやまきんに君が「筋肉留学」から帰国。暫定王者であるワッキーとの現役王者2人の戦いが注目された。今大会、ワッキーはレッドジャージ、きんに君は4連覇の象徴である4つ星がついたイエロージャージで登場。選手入場は、きんに君以外の選手が通常通りに入場し、列の中央の右側が空けて、最後にきんに君が入場するという構成。

帰ってきた旗の取り合い

第1種目は6大会ぶり登場のBEACH FLAGS。きんに君は準々決勝で脱落。俊足で勝ち上がってきたダンテは準決勝で敗退となり、決勝はワッキーと知幸の一騎打ちにとなり、ワッキーが旗を前に軽くガッツポーズする程の大差をつけてワッキーが種目別No.1に。

波乱の予兆。抽選の悪戯

第2種目はSPIN OFF。1回戦でこの種目2度のNo.1、きんに君と前々回大会No.1、パッション屋良の対戦に。きんに君は押し合いで浮き上がった大玉を一度は押し込んだものの、土俵際で足を踏み外す痛恨のミス。この隙を突いたパッションに逆転されて、1回戦敗退。この種目0Pとなってしまう。
勝利したパッションは準決勝で前々回、準決勝で対戦した知幸を返り討ち。決勝の相手は準決勝でワッキーを倒したチェ・ヒョノとなり、互いが勝利目前までに大玉を転がす激戦の末にチェが種目別No.1を獲得した。

跳び箱に潜む魔物

第3種目はMONSTER BOX。きんに君がまさかの記録12段。更にワッキーもパスを続けて挑んだ15段で前に突っ込んでしまい記録11段と低い段で脱落する選手が続出。自己記録15段のパッション、自己記録18段のダンテも自己記録に届かない波乱尽くめの展開に。
諸星和己は16段で自己記録2段更新、佐藤弘道は17段の自己新記録を達成。チェは初挑戦で17段成功の活躍。自己記録22段の知幸は20段成功時点で種目別No.1確定。世界記録23段には失敗したが、この時点での総合ランキングトップに浮上。きんに君はとうとう脱落圏に転落。

きんに君、背水の陣

第4種目のMUSCLE GYMでは、第1組で石丸謙二郎がいきなり218回の芸能人新記録。ここまで暫定総合9位。総合5連覇どころかファイナルすら危ういきんに君は第2組に登場。回数が伸びず、背筋終了時点ではこの組で最下位に追い込まれてしまう。得意の腕立てで猛追を見せるも、記録227回で232回を記録した白井涼に届かず。第3組で前芸能人記録保持者の佐藤が229回できんに君越え。きんに君は暫定3位に後退となる。

ワッキーvs知幸

最終組はワッキーと知幸が序盤から凄まじい速さで回数を重ねていくも、腕立てでワッキーのカウントロスが目立ち、知幸が241回の芸能人新記録樹立。ワッキーは222回に終わった。前回のNo.1の記録だった215回以上の記録を何と6人がマーク、200回越えは8人の戦いの末の記録だった。

正規王者、姿を消す。

ファイナリストは、暫定総合7位の白井5位に浮上して滑り込み。そして最後の椅子、暫定総合6位に入ったのはパッション。きんに君は総合7位タイ、自身初の脱落となり、総合5連覇の夢はこの時点で潰えた。この2人はSPIN OFFの1回戦で対戦した事もあって、この種目の勝敗が明暗を分ける結果になった。
MUSCLE GYM開始前で暫定総合5位タイのダンテは総合7位タイに後退で脱落。サバイバルバトル皆勤賞の野村将希は、SPIN OFFで1回戦敗退した際に腰痛に見舞われ、MONSTER BOXを棄権。MUSCLE GYMに強行出場も背筋を棄権。この種目も最下位の記録で、自身初の総合最下位の成績で脱落となった。

絶望からの希望、見えてきた光明

最終種目のSHOT-GUN-TOUCH。暫定総合1位の知幸と2位のワッキーにポイント差は120P。1回目の試技で、ワッキーがいきなり12m00cmのギャンブルに出て成功。対して、総合1位を独走していた知幸は11m60cmで予想外の失敗。思わず実況も「あれ?」と実況らしからぬ声を発してしまう程だった。
2回目の試技。ワッキーは1回目と同じ12m00cmを成功させ、暫定総合1位に浮上。知幸も1回目で失敗した11m60cmを成功させて、暫定総合1位を奪回。

衝撃の結末

最終試技。自己記録12m30cmの白井涼が1・2回目の試技で共に成功。大逆転を狙い、自己新記録の12m40cmに挑戦したが、ほんの僅かの差で失敗の裁定を下されて、総合3位で試技終了となる。ワッキーは最後に自己新記録となる12m20cmを見事に触れて3回全てクリア。これで知幸は11m80cm成功で、総合No.1決定という場面に。だが距離は届いていたもののボールを全く見ていなかった事が災いし、ボールが体の横に落ちてしまうという痛恨のミス。これでワッキーはサバイバルバトルで初の総合No.1を獲得した。

幸運の王者

ワッキーはMONSTER BOXの記録11段がかなり痛く、この種目終了時点で知幸に90Pも離されていたが、総合No.1への執念からSHOT-GUN-TOUCHで3回の試技全て成功と12m20cmの自己新記録樹立で、大逆転での総合No.1戴冠となった。一方の知幸は、最終試技のミスが相当ショックだったようで、エンディングではうな垂れてしまい、これを見た佐藤は涙。パッションは「凄いシビアな場所だと思うんですけど、凄く素敵な場所だと思いますね。ここは。」と語っていた。そして、この大会が、スポーツマンNo.1決定戦での最後の芸能人サバイバルバトルとなった。

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