新王座決定戦、再び。

前回総合No.1の永井大が欠場し、前回に続いて歴代王者不在の大会に。これが3回目の出場となる金子昇は初の総合No.1を目指しての参戦。

新記録連発

第1種目はBURN OUT GUYS。第1組で金子がいきなり芸能人新記録となる1分11秒05を記録。初の種目別No.1なるかと思われたが、第2組で初出場の藤川直也が1分10秒27を記録で更新。金子の初種目別No.1を逃した。続いて第4組で初出場の白川裕二郎が1分08秒64で2秒以上更新する堂々の暫定1位。
そして最終組でこの種目2大会連続2位のなかやまきんに君が白川のタイムを3秒近く凌駕する1分05秒86を記録し、種目別No.1を手にした。

秘技「石丸式」

第3組で49歳の石丸謙二郎と24歳の賀集利樹が対戦。賀集が若干リードの中進んだ登りうんていで、石丸がゴールに背を向けた後ろ向きの雲梯を披露。賀集との差を詰めてコンマ12秒差で石丸が逆転勝ち(石丸:1分18秒66、賀集:1分18秒78)。このやり方は次回以降、取り入れる選手が出るようになり「石丸式」と呼ばれるようになる。
なお本人曰く「その方が早いけど、ゴールがどこなのか分からない」

不惑のスプリンター

第2種目はBEACH FLAGS。42歳となった西山浩司が悲願の種目別No.1へ向け登場。1回戦で旗を取り損ねるミスを犯すも冷静に対処。準決勝まで順当に残った。もう一人、初挑戦ながら強さを見せたのが白川。一度もダイブをする事無く勝ち上がるも、準決勝の立ち上がりで足を滑らせてしまい、悔しい敗退。決勝は4度目の決勝進出となった西山と初の決勝進出のきんに君となり、きんに君が勝利。西山はまたしても種目別No.1を逃した。

恐れを知らぬビックマウス

第3種目はMONSTER BOX。50歳となった野村将希が17段の自己新記録。コロッセオが大歓声に沸いた。ここでも白川が活躍。初挑戦で18段成功。17段を成功した時は総合No.1争いのライバル、きんに君に宣戦布告する等、恐れ知らずのビックマウス・強心臓ぶりを見せた。
結局、自己記録1段更新の野村と逸見太郎、そして3度目の18段挑戦も空しく金子も記録17段。白川が初出場でMONSTER BOXの種目別No.1獲得の快挙を達成。

最強の50代

MONSTER BOXで自己記録更新した野村。第4種目のQUICK MUSCLEでも自己新を目指すがカウントロスを連発で記録76回。ところが、両肩に設置されたセンサーに僅かな誤差が生じており、正確に回数がカウントされなかったと判明。最終組での再挑戦が認められる。
最終組できんに君を猛追する活躍で自己記録を大幅更新。141回でこの種目2位の活躍を見せた。そして、きんに君も自己記録を大きく塗り替える156回を記録して、種目別No.1を獲得。総合ランキングでも、暫定総合1位をキープ。

元日本代表の意地

第5種目のTAIL IMPOSSIBLE。プロ大会6度出場。芸能人サバイバルバトル初出場の武田修宏はここまで暫定総合8位。ファイナル進出を懸けて決勝レース進出するが、この種目2大会連続2位のきんに君に敗れ2位。これできんに君は4種目No.1。初の総合No.1が迫ってきた。

ベテラン勢に起きた奇跡

ファイナリストは暫定総合8位の武田が5位に。暫定総合7位の藤川が4位に浮上して滑り込み。そして西山と野村が暫定総合6位タイに並んだ為、史上初となる7人の最終種目進出が決定。発表時には2人が喜びを分かち合う場面が映し出された。そして暫定総合6位の逸見は総合8位で脱落。

早期決着。それでも見せた驚異

SHOT-GUN-TOUCH開始前まで、暫定総合1位のきんに君と2位の白川のポイント差は85P。1回目で白川は11m40cmを成功。対するきんに君はいきなり自己記録を30cmも上回る11m80cmを申告。無謀とも思われたこの挑戦をクリアして、ポイント差を97Pまで広げる。
白川は2回目で12m00cmに挑戦してこれを成功。大きな雄叫びを挙げるも、直後にきんに君も同じく12m00cm成功。最終試技を待たずして総合No.1が確定した。

克服、自分越え、そして戦いの終わり

50歳となった野村はMONSTER BOX、QUICK MUSCLEに続き、このSHOT-GUN-TOUCHも11m10cm成功で自己記録更新。自らの記録を3種目で上回り、総合5位という大健闘。そして初出場以来のファイナル進出の西山は総合7位。これが最後の出場となった。
前回SHOT-GUN-TOUCHで記録なしの金子は唯一の3回の試技全て成功。記録11m50cmで総合3位。

きんに君を選んだ理由

今回で初の総合No.1となったきんに君は3種目で自己記録更新。6種目中5種目を制しての王座戴冠。エンディングで「コロッセオの神は何故、この男を選んだのか。答えはやがて明らかになる」とナレーションがあったが、これが後に続く連勝街道の始まりでもあった。

女王に現れたライバル

第2回クイーンズチャレンジバトル。前回総合No.1の水野裕子がMONSTER BOXとBURN OUT GIRLSの2種目制覇。全種目制覇を目指して最終種目のTAIL IMPOSSIBLEを迎えるも、決勝レースで山田玲奈とのデッドヒートの末に敗れた。山田はMONSTER BOXとBURN OUT GIRLSでいずれも2位で、総合2位。総合連覇を達成の水野だったが、目標の全種目制覇を逃して、インタビューで笑顔はなかった。

野獣、初参戦

スペシャルバトルのTHE GALLON THROWにボブ・サップが初挑戦。記録5m50cmとやや期待外れの結果に。次の挑戦は2年半後の2006年元日となる。

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